皆さんは、もし発展途上国での海外勤務に関する医師募集の求人案内が出ていたら、どうするでしょうか。
この記事をご覧になられている皆様であれば、もしかしたら一度応募してみようかとなるかもしれませんね。

しかし、少し待ってください。
確かに海外において医師としてのキャリアを積むことができるのは大きなメリットに映るかもしれませんが、 海外で働くことが全てメリットになるとは限らないのです。
そこで、今回は発展途上国において勤務することのメリット&デメリットについて お伝えしておきたいと思います。

発展途上国で働くメリット

まず一番始めに、発展途上国等で働きたいと願う医師の多くは、非常に勇敢で素晴らしい精神をお持ちの方が多いというイメージがあります。
海外勤務と言えばキャリアパスにおける通過点に過ぎない、自身の研究や今後のためという方が多い中、こういった国へ向かう方の多くが 「貧困をなくしていきたい」「多くの人々を救いたい」「少しでも役に立ちたい」そういった想いをお持ちです。

これはとても素晴らしいことで、このような気持ちをお持ちなのであれば、恐らく自身の充足に足る日々を送ることができるでしょう。
設備は弱く、医師として出来ることは少ないかもしれませんが、それでも沢山役に立てることはあります。
医師としてどうしても人を助けたい、そういった方にはとてもタメになる選択だと思います。
これは日本国内で言うところの”地域医療に携わる”方と傾向が少し近いかもしれませんね。


画像引用元サイト:http://japanheart.exblog.jp/23530096/

発展途上国で働くデメリット

これはハッキリ言えば、ほとんどが待遇の面につきます。
例えば、こういった国へ率先して医師を派遣している団体に”国境なき医師団”という 組織があります。

国境なき医師団は、1971年にフランスの医師とジャーナリストのグループによって作られた非政府組織 (NGO) である。

引用:Wikipedeia(https://ja.wikipedia.org/wiki/国境なき医師団)

この団体における待遇を一つの例として挙げたいのですが、まず毎月の収入はおよそ15万円から20万円程度です。

参加期間が1年を超えると昇給が始まりますが、長く参加するほど給料が上がる、そういったシステムだと捉えてください。
基本的にはボランティアの延長線上にあるものですので、決して高額のお給料は頂けません。

ただ、渡航費用やビザ取得費用、その他必要な経費に関しては、ある程度支給されます。
また、食事や生活費なども毎月支払われます。
これらの待遇に関しては、あくまでも1団体を参考にしたものなので、これが全てではありません。

しかし、発展途上国で働くということは、待遇を期待せず、自らの信念や想いを貫こうという気持ちこそが必要になってくるのです。
こういった部分を受け入れられるかどうかが、一つの大きなファクターとして挙げられます。