発展途上国に渡り、医師として活躍したいと考える医師がいる一方、もう一つ日本人医師の渡航対象となりやすいのが医療先進国と名高いアメリカです。
医師募集を探している皆さんにとって、一度は渡米してみたいと考えた事が過去にはあるのではないかと思います。

しかし、発展途上国然り、実は先進国であるアメリカにおいても、実は医療業界における様々な問題が発生していることは皆さんご存じでしょうか。
華々しいイメージが強く、十分な力を持っていれば大きく稼ぐことができる。そんな想像をされている方も多いのではないかと思いますが、 医療現場となる実態は決してそういったポジティブな面だけでは片づけることが難しい問題も列挙されているのです。

そこで、今回は数々の問題の中より、アメリカの医療における一つの障害について語っていきたいと思います。

自国の医師が少なく、外国籍の医師に頼らざらないアメリカ

医療先進国の代表として扱われることも多いアメリカですが、実は日本と同じく人材不足に悩む国として知られています。
その問題に対してアメリカがとった行動というのが、止まらない医師不足を補うために、外国籍の医師に頼るという方法でした。

そのため、現在アメリカでは多くの外国人医師が力をふるっている状況であり、一方では能力の低い自国の医師が行き場を失っているという話もあります。
外国人医師がアメリカで活動を行おうと思えば、一つは現地における臨床研修を受け、試験を受けるといった方法があるのですが、 現在アメリカで臨床研修を行っている外国人医師の内、25パーセントは国外で医師としての資格を取得している医師となり、約30万人ほど存在しています。

また、アメリカ国籍の医師と比較した場合、外国籍医師の方が利用者の満足度が高いというデータも出ており、 アメリカにおける医師不足問題に大きな拍車をかけている状況と言えるでしょう。
しかし、この国で医師として働くにあたっては複数の障害が待ち構えています。

一つはビザの取得の厳しさです。
トランプ政権に代わった後、特定7カ国への入国禁止措置を行うなど、厳しさは増していく一方です。
このような政策に左右される現状であることから、非常に厳しい状況であるように思われます。

また、今後のビザ発給に関しても、将来的に方向性などが不透明な状況であります。
そのため、外国人医師に助けを借りながら運用していかなければならない医療サービスではありますが、アメリカの事情としては 非常に厳しい部分があるのが現状ということになります。
医師募集で仕事を探している皆様には厳しい内容かもしれませんが、このような事情が発生しているということについては、知っておいて損はないでしょう。